医療的ケア 呼吸管理
呼吸管理について
重症心身障害児が学校生活を送る上で、呼吸が安定していることは必須条件
です。そのためには、重度児の呼吸障害とその対応について基本的な知識を
習得し、学校でできることから、実践していく必要があります。呼吸が楽になる
ために、日常生活で可能な対策は、①喉を広げる、②胸を広げる・動かす、
③痰への対応に整理できます。
医療的ケアとして口鼻腔吸引を実践する場合でも、基本的な考え方として、吸引しなくてもすむ状況をどのように作っていくかをしっかりとしっかりと実践し、その中で必要最小限の医療的な対応として吸引を行うような配慮が必要です。